2007年11月22日

HALF-LIFE2 感想「システム」

初代HLはAIが凄かったことが語りぐさになってるとか。
HL2ではどうなのかなぁと思ったけれど割りと普通。3年も前のゲームだからなぁ、こんなものかな?
敵も味方も無難に動いてる感じ。まあ、普通のAIかな。

ストレスを感じたのは小隊指揮。別に味方のAIがヘボですぐ死ぬとかいうわけじゃないんだが、展開の都合上狭い廊下での移動や戦闘が多くて。
「廊下が味方で詰まる」ってのが多発。Sorryだの言われても撃ち殺したろうかって思っちゃったくらい。
これで「敵のグレネードから逃げるために後退したら味方がいて下がれなくて爆死」なんてことがあったらコントローラ投げたろうけれど、幸いそんなことはなかった。
味方のそばにいた敵をショットガンで撃ち殺したら味方も死んだりしたけれど、たぶん気のせい。

HL2はスタートからラストまで完全に、一度の暗転もなく、シームレスにつながってるのだが、次のマップを読み込むロードがまずい。ある地点で突然画面と音が止まり、LOADINGと表示される。これが非常に不格好。どんなテンション高い展開でも覚めてしまう。せめて音くらい流したままにしてくれればいいのに。
そこまでしてシームレスにするより場面場面で暗転させてでも一つの展開を最後までロードも無しでやらせてくれた方がテンションの維持という点で良かったと思う。
あとひとつひとつのロード時間もやたら長い。

さらにゲームオーバー時のチェックポイント復帰のロードも遅い。PCベースだからディスク媒体の違いでコンシューマだと遅いのかと思ったけれど、どうやらPCでも遅いらしい。
「死んで覚えるゲーム」ではないにせよ、それなりに死んじゃうのだからこのへんは快適にして欲しかった。

HL2にはどうも細かい不満点が多い。面白いとは思うのだけれど、駄目な部分を面白さで覆い隠せない感じ。
俺自身FPSをやり出したのがつい最近ということもあって、FF7が初FFな人間がFF3をやるみたいに感じているのかもしれない。

FPSの進化は速い。3年も経てば旧世代だ。
これからプレイするEp1、そしてEp2はもっと最近に作られた作品だ。どれだけ進化しているか楽しみだ。
posted by Ming at 22:16| Comment(0) | TrackBack(0) | Xbox360

HALF-LIFE2 感想「理系的」

俺はValve社のゲームは知的で理系的だなぁってPortalやったときにも思ったのだが、この印象はゲームの面白さが理解されづらいことにつながってる気がする。HL2がつまらないわけじゃないんだが。

Valve Software、「Physical Gameplay in Half-Life2」
物理エンジンが生むリアリティーとゲームとしての面白さのバランス

「Half-Life2」にはステージごとに様々なテーマがあり、プレーヤーはステージが進むごとに色々な体験をすることになる。筆者自身はその多彩さが少し統一感に欠ける感想も持ったのだが、今回の講演を聴いて納得した。明確なゲーム性を持った小さなゲームの集合体という側面と、物理エンジンを強調するための大げさな演出は本作の大きな特徴である。それが「Half-Life2」の魅力につながっているのは、間違いなくStelly氏達が心がけている “面白さ”への指向性によるものだろう。


この記事によるとスタッフは物理エンジンに面白さを感じたみたいだ。俺も面白いアイディアだと思う。だが、それはドミノ倒しであるとか敵を敵に投げつけるといった「わかりやすい」部分でのみ面白がられるものであって、「完璧に力学に従ってるからすげー」なんて部分で面白がれる人は少ないんじゃないかなぁ。
HL2はそういった「わかりやすい物理エンジンすげー」部分が少なくて、一般的な娯楽性に欠けてる。そんなところが実に理系的だなぁって。なんだか「理系非モテ系」みたいな話になってきたな。

この娯楽性の欠如感覚はやたら長いマップにもある気がする。

4Gamer.netハーフライフ2レビュー
難をいえば,エアボードとバギーのチャプターが,少し間延びしていたと感じたくらいか。乗り物に乗れるのは本作で追加された要素の一つで,波や砂浜の物理効果がほどよく効いた素晴らしいシーンとなっていたが,ポイントごとに乗り物から降りてパズルを解いたり戦ったりという,基本的な部分で短調になっていた感は否めない。


HL2は技術プレビューの側面がかなり大きいようで、「こんなこともできます」と言うかのように様々な風景が出てくる。でも自然物の美しさはこのゲームの面白さに全く関与してない。
さらに言うならスタッフの美的センスは自然よりも人工物に対してよく発揮されている。
序盤の1984ライクなディストピア、終盤のSFチックな構造物は素晴らしかった。ガンシップやストライダーのデザインもいい。
スタッフは違うだろうがPortalの無機質なチャンバー描写は良かったな。Valve社のセンスはこういった人工的・無機質なところに発揮されるのでなかろうか。
posted by Ming at 21:59| Comment(0) | TrackBack(0) | Xbox360

HALF-LIFE2 感想「グラビティガン」

The Orange Boxの中に入ってるHL2を本日ようやくクリア。長かった。そしてこれは悪い「ケリをつけてきました」ですね。

HL2はそこそこ面白かったけど、HL2はなんというか、評価しづらいゲームだと思った。アイディアはいいんだけれど、アイディアをうまく生かしてないなぁって。

HL2のウリはなんといってもグラビティガンだろう。物体を吸い寄せ放つことが出来る素敵銃。物理エンジンを内蔵したHL2ならではの武器である。
だが、このウリが意外と使えない。グラビティガンを積極的に使って楽なのはせいぜい「WE DON'T GO TO RAVENHOLM」くらいなものだと思う。あとラストか。

グラビティガンで敵を倒すためには、まず「掴めるオブジェクトを探す」→「引き寄せる」→「敵に向かって放つ」の3点が必要なのだが、これが割りと時間がかかる。テンポの速い銃撃戦と若干の思考が必要なグラビティガンは非常に相性が悪いと思う。

だから、グラビティガンで戦うより狙って即撃てる銃の方がよほど楽で、強くて、効率的。けれどシューティング部分は他のゲームと比べて特に優れてるわけでもないので、戦闘が来るたびにつまらなさを感じた。
ゾンビくらい動きが遅いのならグラビティガンでいいんだけどね。

もっとも、そんな「使えない」グラビティガンのイメージは終盤で変えられる。強化されたグラビティガンを装備してから、戦闘がとても面白くなった。
単に重力が強くなって敵自体を引き寄せて別の敵にぶつけることが出来るようになっただけなんだが、「これだよ!重力を操るってのはこういうことだよ!」って一人で納得しちゃったくらい斬新な感覚。
俺ツエー気分も味わえるしね。ほとんど終わりに近い部分でしか使えないのが残念すぎる。

こんな感じでグラビティガンのアイディアは面白いのに、作中での扱いは明らかに間違ってる。序盤に手に入って、中盤から後半戦に入ったくらいに強化されるべきだった。そんで重力を使った戦闘のバリエーションを増やすことに労力を費やすべきだった。
ぐだぐだとマシンガンで戦ってる暇じゃねえんだ。
posted by Ming at 21:42| Comment(0) | TrackBack(0) | Xbox360